素材を活かした美

 

デンマーク人女性のお化粧はとてもシンプルです。大体の人がマスカラとたまに口紅。日焼け止めは塗っているだろうけどファンデーションもしてないんじゃないかと思う。

さらに、デンマークはオランダに次ぐ自転車大国なので、靴も高いヒールではなくシンプルなものを履いてる人が多いです。

髪型も、大体の人がアレンジは特ににせずサラッとした髪の毛を下ろしたままなような気がします。

こんなシンプルな格好をするデンマーク人ですが、それが自然とキマっちゃうんだから心底羨ましい。もともと顔立ちが綺麗なデンマーク人は、わざわざガッツリメイクをしなくてもそのままで美しいんですよね!

北欧全体こういう感じなのかなーと思っていましたが、ドイツ人のお友達曰く、ここまでシンプルなのはデンマークだけだと。スウェーデンには、もっと化粧もバッチシでハイヒールでカツカツ歩いてる人たくさんいるわよって、言ってました。ちなみにドイツ人の彼女も化粧ばっちし。それもまた美しいけど。

 

この、素材を活かした美は、食事にも共通していると思います。

デンマーク人の料理はシンプル。素材の味を大切にして料理をしてると思います。

以前、茹でたパスタと蒸した野菜だけを机に置かれた時は流石におったまげましたが。 

ちなみに、わたしの彼は塩を敵と見なしているのかなんだか知りませんが、とりあえず塩は入れないでくれとしょっちゅう言ってきます。パスタを茹でる時も塩は入れません。(たしかに精製塩は減塩するべきですがそこまで敏感にならないでもよくない?なんて文句言いたくなる時もある。今度は奮発して天然塩買おうと心に決めた。)

日本料理も塩分高いですけど、それよりも高いタイ料理に慣れてしまってるわたしにとっては少し物足りなく感じてしまうんですけどね。

しかし、せっかくデンマークにいるのでこれを機に、粉末だしや塩に頼らないで、スパイスなどを使った素材を活かした料理というのを研究してみようかなと思います。

 

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出典:Alchetron

 

50万台の監視カメラ

 

先日このようなニュースを見ました。

www.thelocal.dk

監視カメラの台数についての調査を受けたデンマーク人60%が、監視カメラをもっと増やすべきだと回答したそうです。

 

その結果に対して別に驚きはしませんが、

何にびっくりしたって

公共の場に設置された監視カメラの台数はデンマーク全体で約50万台もある、ということ。(しかない、と言ったほうがいいのでしょうか)

少し古い情報ですが(株)日本防犯設備によると日本全国の公共の場に設置されている監視カメラの合計は約300万台とされています。

デンマークは、日本の約1割強の広さしかありませんので、割合的にはデンマークのほうが設置数が多い、、ということになりますよね。

 

ですがたまにコペンハーゲン街中を歩きながら、監視カメラついてるかなーなんて見渡したりしていますが、ほとんど見かけません。

駅のホームには数台設置されていますが、

バンコクのほうがまだありました(きちんと作動しているかどうかは別として)。

 

どこか見えないところに隠して設置してるのかな、なんてことを最近疑っています。

 

 実際にどんなところに設置されているのか、もう少し調べている必要があるかと思いました。また、調べ次第更新します。

デンマークの鍵事情

デンマークの鍵事情

 

今回は、デンマークの鍵について2件お話しします。

 

まず1件目。

我が家の各部屋の扉はこんな風になっています。

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鍵穴に鍵が常に刺さっている状態なんです。(この鍵が、たまに鍵穴からポロッと落ちて煩わしい)

施錠するときは、普通に回すだけ。内側と外側の両面に鍵穴があるのでどちらからも施錠可能です。

 

このようになっている扉をデンマークの一軒家ではよく見ますが、こんなの日本でもタイでも見たことないんですよね。ヨーロッパではよくあるのかな?

 

正直、古い、というか遅れてる?というか、そんな印象を持っていましたが、ホストファザーいわく、小さな子供がいる家はこの鍵がいいんだそうです。

 子供が鍵でイタズラして閉じこもってしまわないように、鍵穴に鍵を刺さないでおくんですって。

 

そのため、我が家の浴室と子供部屋の鍵は普段抜いてあります。

(浴室は正直困る)

 

見た目微妙ですけど、いい案ですよね。

 

2件目は、オートロックの玄関について。

 

コペンハーゲンにあるアパートのほとんどの玄関は、扉を閉めると勝手に鍵も閉まるタイプです。

電子式のオートロック玄関ではなく、閉めるとラッチが固定されて外側からは開かなくなるタイプということです。

専門用語でなんというかは知りませんが、これもとりあえず古い。

 

しかも鍵を忘れた場合は悲惨です。

合鍵あればいいですが、ない場合はもちろん管理人などに開けてもらわないといけません。

でもここは日本ではなくデンマークですので、そんな素早くく対応してもらえるとは思えない。

 

また最近の学生寮は電子式オートロック式が多いです。

ドアノブにカードやチップ型のキーをかざすと開くやつです。

これもまた専門用語はわかりませんが、スマートロックなどと呼ばれているのを聞いたことがあります。

楽チンですけど、これも鍵を家に忘れたときは絶望的です。

(帰国日に荷物入れっぱなしでこれをやってしまい飛行機に乗れなかったお友達がいます。)

 

でも、セキュリティ面でそこまで優れているわけでもないんですよね。これ落として気づくのが遅れたら空き巣に入られてしまいます。

ただ、通常の鍵を失くしてしまった時、通常ですと業者を呼んで扉の鍵ごと交換しないといけませんが(デンマーク人は自分でやりそう)、こちらの場合はチップ又はカードをパソコンで操作して無効にできる(はずです)ので、その面ではメリットがあります。

 

PIN入力できるタイプもあるはずですが (指紋認証型もある)、どこの寮も予算をケチってるのかカードかチップのみ。

 これでは住居人にも管理人にも非常に不便かと思います。

タイで住んでいたアパートでは、鍵を忘れる人多過ぎて管理人が疲れてしまい、結局、全室鍵の交換しました。

 

とりあえずこの件に関しては、デンマーク、今一歩足りてないかんじします。

 

 以上デンマークの鍵事情でした。

 

 

小学0年生の実態

週に2回はさすがに無謀すぎたでしょうか。むしろ週1すら書けていないので急遽目標を繰り下げて週1とさせていただきます!

 

日本の皆さん、タイの皆さんお元気ですか。日本は梅雨入り、タイも雨季に差し掛かっているところでしょうか?

 

先月のコペンハーゲンはとても良い天気が続いて、先週の日差しなんか、私タイにいるんじゃないかって錯覚するくらい強かったんですけど、

 

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今週の天気予報はほとんど雨です。でたーー。

先週のニュースで6月初旬は5月より寒く風も強くなるとはチラっと見ていましたが、

まさか本当にそうなるとは。(デンマークの天気予報はころころ変わるので常に疑っている)

今週はおとなしく家で勉強しろってことでしょうか。

 

 

本題ですが、

先週の金曜日はちょっとギョッとする出来事がありました。

 

ホストファミリーの子供が朝、

なにやら大きい木箱を持って行ったんですね。工作でもするのかなーって考えてたんですよ。図工とかなつかしいなーーなんて。

 

で、夕方迎えに行ったとき、重いからその木箱持ってくれと言われたんで

興味本位で中身を空けてみたら

 

 

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バービーーーーー!!!!?

 

 

いやびっくり。カバンの中に入ってるのはよく見てましたがまさか木箱に入れてまで持っていくとは思っていませんでした。そんなとこも可愛く思えちゃうんですけど。

 

日本の小学校ではありえないですよね。持って行ったところで即没収ですよ。

うらやましがった子が持って帰っちゃうなんてこともあるでしょうし。

 

そもそも小学生、おもちゃ持ってく必要ないでしょう!!

 

って思いがちですが、

実は彼女、小学0年生なんです。

 

え?0?必要ある?

と初めて聞いたときは思いましたが、よく話を聞いてみるととても良いシステムなんですよ。

 

ようするに、小学校の施設幼稚園同様の生活を一年間させて環境に慣れさせよう、てことなんだそうです。

 

たしかに、幼稚園では遊んだりお昼寝しかしてこなかった子供が、いきなり新しい場所で新しい生活をするには結構なストレスを感じるのかもしれません。

そのストレスから勉強についていけなかったりする子もいるようなので、そのギャップをなくそうというシステムなんですね。

ちなみに、0年生を飛ばして1年生から始めることも可能で、日本みたいに7歳になったらみんな小学校に入学するわけではなく、子供個人の能力・精神状態で入学する年を選べるようです。

学力に差をつけないための工夫?なんでしょうか。

 

と、このような理由からバービーを学校に持って行っても大丈夫なのですが、

今年の8月から1年生に進級して勉強も本格的に始まるのだけど、バービー持って行かせても問題ないんでしょうか・・・?

 

誰かご存知の方いらしたら是非アドバイスいただきたいです。

よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湖の町シルケボーとアニマルウェルフェア

先々週の木曜日、インターンの上司に同行しシルケボー(Silkeborg)に行ってきました。

 

シルケボーは首都コペンハーゲンから電車で約4時間ほど離れた場所にあります。 

コペンハーゲンのあるシェラン島(Sjælland)からフュン島(Fyn)を越えて、ドイツとつながっているユラン半島(Jylland)へと大移動です。

 

海を二回もまたぎました。天気があまりよくなくて残念。

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いったいどんな田舎に着いてしまうんだ、とドキドキしながら電車に揺られ4時間。

着いた瞬間の感想は

コペンと同じくらい栄えてる!?」

(もちろんコペンハーゲンのほうが規模はでかい)

 

実はシルケボー、1844年にミハエル・ドレウセンという人が、デンマーク国内最長の河川グゼノー川(Gudenå)を用いて製紙工場を創設したことで、町全体が発展したそうなんです。

また、湖もいくつかあるので別荘地としても有名なんだそうな。

 

一日中雨かと思いきや帰りには少し青空も見えてきて凄く綺麗でした。

が、写真は撮り忘れてしまいました。残念。

 

帰りの電車でゆったりまったりしてたら

こんなものが視界に

 

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 ん?棺....?墓?

 

ん?でもよく見てみると

 

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え、豚!?

 

と、混乱していたら横で上司が、

「これ、豚の家なんだよー」

と。

 

!!!?

 

たしかにじっくり見てみると中に入っていく豚がちらほら。

 

棺ではなく豚の竪穴式住居だったようです。

失礼しました。

 

上司曰く、

デンマーク社会福祉だけでなくアニマルウェルフェア(動物福祉・家畜福祉)も充実してるのだそうです。

 この豚の住居も、たくさんの豚が一つの豚小屋に敷き詰められるのではなく、

緑生い茂る草原でゆったり暮らせるように工夫されたものなんですって。

 

自然と密接した生活を送るデンマーク人は動物をとても大事にしています。

乗馬も非常に盛んで(女性のスポーツのようです)すこし林に入ればすぐ馬が見られるんですよ。

バンコクではコモドドラゴン(1メートル強のオオトカゲ)などはよく見ましたが、馬は王室の保養地フアヒン(หัวหิน)のビーチでしか見られませんでしたね。

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フアヒンのビーチに馬がいるのは、デンマーク人(スカンジナビア)観光客が多い町だからかな、と思います。デンマークレストランがいくつかありましたから。

 

タイ人は、観光客を持て成すためにやっているのかもしれませんが、

デンマーク人は

「あんな暑い中で働かされて虐待も同然よ!」

なんて思うのではないでしょうか...。

もしかしたら暑さに強いアラブ種だったかもしれませんが。

 

話が少し逸れてしましましたが、

そんなことを考えさせられた日帰り出張でした。

 

シルケボーはまた天気のいい日に訪れたいです!

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ始めます!

 

日々の記録としてブログを書くことにしましたーーーー。

デンマークで見たこと思ったことを、どんどん(?)アップしていくのでどうぞよろしく!

目標は週2日更新です。

「週に2日も書くことあるのかな。。。」

なんて若干思ったりしますが、

「いや週2日じゃ書き足りないわ!!」

ぐらいの勢いで濃ゆーい日々を送っていきたい所存です。

 

とりあえず私の近況をお知らせしますと、

とあるデンマーク人家庭で、住み込みで家事と子育てのお手伝いをしながら

週3回でデンマーク語学校に通いつつ

コンサルティングの会社でインターンをさせていただいてます。

 

バンコクでのゆとり新卒生活と比べると、はるかに充実した生活を送れています。

自分的には上出来です。(ちょっとは謙遜したほうがいい?)

 

デンマークでの生活ブログを書いている方は意外とたくさんいらっしゃるので

私はタイのお話なども織り交ぜながら、私にしか書けないブログを書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします^^

 

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